激安多ボタンマウス「M-XG3DLBK/エレコム」レビュー 評価はまだありません

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またしてもマウスを購入

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またしても…またしても…マウスを買ってしまいました。最近買ったマウスは、ロジクールのM545(コストパフォーマンス抜群の「M545/ロジクール」レビュー)と、マイクロソフトのWireless Desktop 3000(サブのキーボードとマウスに「Wireless Desktop 3000 MFC-00036/マイクロソフト」レビュー)でしたが、今回はエレコムの多ボタンマウスM-XG3DLBKを購入。なんか私マウス難民になっているような…。

 

 

購入した理由は、やはりひとつ多ボタンマウスが欲しいなと思ったことです。多ボタンマウスは1度使うとその便利が忘れられなくなるんです。ただ私の場合、マウスの使いすぎか首こりが酷く、長いことトラックボールを使うようになっていました。今メインで使っているトラックボールは、これもエレコムのM-XT1DRBK(遂にM570tの対抗馬が登場「ワイヤレストラックボール M-XT1DRBK/ELECOM」レビュー)です。

 

以前まで使っていたロジクールのM570t(肩こり、首こり対策に最適なトラックボール「Wireless Trackball M570t/ロジクール」レビュー)にチルトホイールが付いたので、実質ボタンが2個増え、非常に便利になりました。また、レビューでも書きましたが、私のこのM-XT1DRBKは耐久性も問題なく、既に10ヶ月程たちますが一切不調になることもありません。これはこれで使い続けると思うのですが、やはりトラックボールだと、細かい操作が難しいのもまた事実。CADや動画編集だとちょっと厳しいかなと思うことがあります。そのたびにマウスが頭を過ぎるのですが打ち消していました。しかし今回たまたま調べてみたら、8ボタン(チルトホイールを入れると10ボタン)がなんと3000円を切る値段で買えるとのことで、まあこの値段ならダメ元、または玩具を買う感覚で遊べればいいかなと思い購入した次第です。

 

大きさ

大きさは下の写真を見て貰えれば分かるように、一番左のトラックボール「M-XT1DRBK」より一回り小さく、一番右のマウス「M545」より一回り大きい感じです。

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ホイールスクロールのクリック感

ホイールスクロールのクリック感は機種によって最近はまちまちなので、この部分を私は詳しく知りたいと思うことが多いです。なので、この機種のホイールスクロールのクリック感を書いておくと、クリック感はしっかりあります。確実に1目盛りごとに止まります。私はこのクリック感がしっかりあるホイールスクロールの方が好きです。パソコンで本を読むことが多いので、無限スクロール(クリック感が全く無い)だと、本のページめくりにホイールスクロールが割り当てられているとやりづらいんです。他のボタンにページめくりを割り当てれば良いだけなのですが、ページめくりの頻繁にやるような操作の場合、ホイールスクロールが本当に最適でして…。

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ちなみにマイクロソフトのマウスの場合無限スクロールが多いです。ロジクールの場合はクリック感のあるスクロールと、無限スクロールが混在していて、その中でもクリック感に差があったりしてややこしいんですよね。

 

親指ラバー部分

ネットのレビューで、親指ラバー部分が剥がれるとの書き込みをいくつか見たので、そこが不安だったのですが、1週間程使ってみたところ、全く剥がれる様子はありませんでした。確かに爪で剥がそうとすれば剥がれるので、作りとしてはしっかりしておらず安っぽいのは否めないのですが、普通の使い方をしていれば剥がれないのかなと。もしくは個体差と言うことでしょうか。

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ラバー部分でもう一つ気になるレビューでは、ヌメヌメベトベトするとの事もあしました。言われてみればそうだなと感じる程度で、もの凄く気になることはありませんでした。確かに手触りは変な感じで、今まで触れてきたマウスのゴム部分とは違い、なんと言うか…油を染み込ませたゴムのような感じはするので、個人の感じ方次第だと思います。私の場合はそこまで文句を言いたくなる程ではありませんでしたが、できるなら一般的なラバーか、プラスチックそのままで良かったんじゃないかなとは思います。

 

ソフトウェアのバッティング

個人的に一番ガッカリだったのことが一つ。このM-XG3DLBKで使用するマウスのボタンに機能を割り当てるソフトウェアは「エレコム マウスカスタマイザー」なのですが、同じエレコムの他のマウスで使用するソフトウェア「エレコム マウスアシスタント」と同居ができません。

 

私は首こりや肩こりが酷かったので、トラックボールのM-XT1DRBKを今まで使用していました。なので、トラックボールとこのマウスを並行して使用しようと思っていたのですが、これは無理となってしまいました。これにはかなりガッカリして失敗したかと思ったのですが、思いの外この多ボタンマウスのM-XG3DLBKが便利なので、今のところM-XG3DLBKを使用しています。まあまた首こりが酷くなったらトラックボールに戻りますけどね。設定ファイルは保存しておけるので、元の環境に戻すのは一瞬です。

 

ボタンの押しやすさ、押しづらさ

多ボタンマウスでは如何にボタンを押しやすいのか、そしてその配置が重要なのですが、このマウスは浅く持つ人にとっては、ファンクションボタンとサイドボタンの奥が押しづらいと感じるかも知れません。浅く持つ人の場合、一旦持ち直すか、指を限界まで伸ばさないと押せないと思います。もしくはこのマウス用に自分の持ち方を少し変えるか…。私は浅く持つタイプなので、奥のボタンが若干押しづらく、持ち方を変えようか思案中です。とは言っても、長年やってきた持ち方は中々変えても馴染めませんからね…。

 

浅く持つ人でなければ押しづらいボタンは無いと思います。多ボタンマウスの場合、持ち方一つで使い勝手や評価は相当変わると思います。多ボタンマウスがそもそも存在しなかったパソコン黎明期から使っている人は、浅く持つ人が多いんじゃないでしょうか。かくいう私もそうです。多ボタンマウスを使うなら、多少深く持つ方が圧倒的に合っているんですけどね。中々変えられません。

 

ソフトウェア

エレコムのマウスユーティリティソフトは、GUIは野暮ったいのですが良くできていて、全てのボタン(チルトホイールにも)にキーを割り当て可能ですし、各アプリケーションに対して、そのアプリがアクティブになったときの独自の割り当てが可能ですし、更にマウスジェスチャまで可能なんです。「マウ筋」の機能がエレコムのマウスユーティリティソフトに内蔵されていると思って下さい。非常に便利です。

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また、ロジクールの「ゲーミングソフトウェア」では、この「アプリごとの切り替え」が上手く行かず、動作が安定しないのですが、このエレコムのソフトはそういうことが一切無く、全て完璧に動作します。逆に何故ロジクール程のメジャーメーカーが、このアプリの切り替えで誤動作するのか…そちらの方が謎なのですが…。

 

圧倒的コストパフォーマンス

なんと言ってもこのマウスの特徴は安いことです。3000円を切ってのこのボタン数は他に例を見ません。この値段で10ボタンの多ボタンマウスを買えるなんて素晴らしいです。このレベルのマウスだと、無線とのことも鑑みれば、ロジクールだと6千円以上はしてしまいます。多ボタンマウスが合うか合わないかわからない。そんな人の場合、このエレコムのM-XG3DLBKを入門機として買ってみて、これは使えると感じ、もっと拘りたいと思うのなら、その時にロジクールの1万円前後する多ボタンマウスを購入すれば良いんじゃないでしょうか。多ボタンマウスが自分に合うか合わないかわからない、もしくは初めて買う場合、いきなり高級機の1万円前後の物に手を出すのはリスクが高いですからね。

 

入門機と書きましたが、だからと言って高級機の方が合うわけでもなく、自分では使わない機能があったり、ボタンの位置が気に入らないとの場合もあるので、必ずしも入門機<高級機となるわけでもありません。このマウスで満足すれば当然そのままで良いんです。自分に合うか合わないかは値段では決まらないので、下手に高級機に手を出して失敗も怖いですからね。

 

総合的にかなり良い

とまあここまで色々書いてきましたが、コストパフォーマンス含め相当クオリティの高いマウスだと思います。

 

ある程度深く持つ人には間違いなくお勧めできますし、浅く持つ人でも、今後のことを考えて持ち方を変えても良い人や、多少苦しくてもたまにしか使わないボタンを、奥に割り当てれば良いので、それで妥協できる人などにはお勧めです。私の場合は後者で、今のところ浅く持って、余り使わないボタンを奥に設定しています。今後のためにも、多ボタンマウスに最適な少し深い持ち方に変えようかなとは思っていますけどね。

 

多ボタンマウスに興味があるけど50000円や60000円出すのはちょっと…。多ボタンマウスって本当に便利なの?と疑問を持っている人には、「取り敢えずこれ買っておけば?」と言えるマウスです。

 

こんな人にお勧め

  • 安い多ボタンマウスが欲しい人
  • 多ボタンマウスが便利かどうかわからない人
  • 取り敢えず多ボタンマウスがどういうものか経験してみたい人

 

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